1/144〜1/72スケールの車輌等のコレクションケース
今回はタイトル通り、各スケールの「モノ」そのもの中身では無くて、
それらを入れるコレクションケースの自作(改造)についてです。
今まで、ミニスケールや1/350〜1/700の小艦艇の記事の中で時々、それらを
入れるコレクションケースについて書いてきました。
それらはWAVEのショーケースだったり、100円ショップで購入した全透明の
小物入れを改修したものだったと思います。
大きさとしてはこれらでも良いのですが、これらは完成品を入れておくには
良いのですが、製作中のもので、全体形が出来てきたものを入れておくには
透明な蓋を上にいちいち開けねばならず、これがかったるい、という気が
してきました。しかも、以前100円ショップで発売されていた、透明ケース
の、100円(税別)で2個入りの最小のケースは最近はショップで見かけま
せん。
で、前面から取り出しのし易いケースは他に無いか、と捜して見つけたのが
この、やはり100円ショップで購入した「ウッド収納仕切りボックス」だっ
たのです。1枚目の写真です。
これは幅10cm×高さ14.2cm×奥行6.2cmで、仕切り板が3枚付いているもの
です。これをそのまま4段のケースとして使っても良いのですが、個人的
には何となく高さがありすぎで、1段ずつか、せめて2段づつに分かれていて
欲しい感じがしました。
で、これをそれぞれの仕切り板の位置で切ってやり、とりあえず2段と1段の
ものを1個ずつ作りました。
2枚目の写真はまず2段に切ったものです。仕切り板の関係でもう片方は最下
の1枚が無い状態のものになります。
それではあまり格好も良くないし、1段のものも欲しいという事で、これを
更に仕切り板の位置で切ってやります。なお切断にはレザーソウを使って
います。プラモやプラ板用のものですが、このケースは薄い合板なので
これを使うのが切り屑も少なめて、全部切るのに少々時間はかかりますが
非常に良いです。
3枚目の写真はそうやって切って1段にしたものです。1段分の高さは開口部
で3.5cmほどになります。これで一応、1個から3段分を切り出しましたが、
残りの1段分も、無駄にしたくなければ薄手の木の板かプラ板で天板を作っ
て、利用する事になります。今回はまあ、そこまでケチケチする事もなか
ろうという事でやらない事にします。
4枚目の写真は以前作った1/144の巡航戦車Mk.IIIとIVを一輌ずつ、2段に
したケースに入れてみたものです。こうして見ると1段に1輌だとやや
間延びしますが、頻繁に取り出したりする事を考えた場合、このくらいで
ちょうど良いと思います。
なお、1/144の飛行機(二次戦中の単発機くらいのもの)も入りそうですが、
若干はみ出す感じです。翼を折りたたんだものだと入ると思いますが、
入れた場合、空母の格納庫みたいな感じになると思います。
展開状態の物も全部入れたい、という場合は、もう一つこのボックスを
購入して、前後で接着して奥行きを切って調整する、という形になると
思います。
(この項終わり)
JUGEMテーマ:模型製作
- 2019.12.23 Monday
- 模型:その他
- 22:46
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- by コウ中村