ウイリスMB/フォードGPW (19)

さて、非常に久々になるが、ウイリスMB/フォードGPWの第19回である。

 

実は、S-modelのキットと組立説明書を何となく比べて見ていたのだが、
今まで気が付かなかった事に気が付いたので、それについて書こうと思った
のである。

 

それは、タイヤホイールハブの中心の軸カバー部についてなのだ。

1枚目の写真は、キットのタイヤを一応GSIクレオスのタイヤブラックに塗り、
ハブ部とその他一部をカーキグリーンに塗ってみたものだが、前輪と後輪の
タイヤハブの中央部に注目して頂きたい。

willys72_Smodel06

 

良く見ると、微妙にタテツケが違っているのである。

前輪のものは中央の突起が細く、周りに6本のボルトがあるがこれもそれぞれ
別々に突出してる感じである。
後輪のものは中央の突起の直径が大きく、その代わりあまり突出しておらず、
6本のボルト頭もその突起の外周部に僅かに突出している感じである。

 

これらの特徴は実車写真を見ればよく分かるが、S-modelのキットは1/72と
いう小ささだが、不完全ながらこの特徴が表現されているのである。


一応エレールの1/72もやはり不完全ながらこの特徴が再現されている。

他のミニスケキットは、ロコの1/87もやっておらず、最近作のエアフィッ
クスのキットでもやっていない。ドラゴンのキットでもやっていないのだ。

 

S-modelのキットの優秀さが分かる所だが、何故か組立説明書には表れて
いない。

 

組立説明書では前輪も後輪も部品No.A14を使う指定になっているが、そもそも
部品No.A14は2つしかランナーに付いていないので、これは明らかに説明書の
ミスであろう。
実際には前輪はA14を使い、後輪には部品No.A31を使うと良い。A31の方は
6つのボルト頭の表現がほとんどなされていないので、気になる方はパテを
ちょこんと載せて再現すると良い。

 

willys72_Smodel07

で、2枚目の写真はフロントウインドウを倒した状態で仮付けしたものだが、
フロントウインドウは高さが1ミリ程不足してたので、プラ板をウインドウ
の透明ガラス部の下の方に付けてカサ上げしてやった所。
また、フロントグリル部品のライト部は刳り貫いてある。

 

これは「ラット・パトロール」仕様にするつもりなので、フロントウインドウ
の透明ガラス部分は付けないつもりだ。

ただそうするとプラモ的に手抜きのように見えるので、パテを盛って全体的に
薄く布を被せた感じにするつもりだ。写真でウインドウ部が白く映っている
のは、パテ盛り用に、下から薄手のプラ板を付けている為である。

 

本当は今月28日のモデフェスまでに間に合わせたかったが、ここ数ヶ月、
体調を崩す事が多かったりしたせいで難しくなってしまった。

 

(続く)

 

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    ウイリスMB/フォードGPW (18)

    さて、ウイリスMB/フォードGPWの第18回。

    今回は、S-modelの、ウイリスMB本体ではなく 付属している「オマケ」に
    触れてみたい。

    S-modelのウイリスMBには、付属している牽引物が10-cwtトレーラーか、
    37ミリ対戦車砲(M3/M3A1)かで、種類、キットの番号が分けられる。
    前者がPS720046番で、後者がPS720047番である。

    willys72Smodel05

    写真は後者の説明書の表紙の一部と37ミリ砲の部品である。
    今回は、この37ミリ砲の方について少々述べてみたい。

    なぜ37ミリ砲の方を先に書いたか、というと、1/72の10-cwtトレーラーは
    最近のエアフィックスのキットでも割と良い出来のものが付いているし、
    過去の(今後も再販される可能性もある)エアフィックス/エレールのものも
    出来が良かったが、37ミリ砲の1/72は、ハセガワのウイリスMB付属のものが
    唯一で、しかもこれが古い設計のせいか出来はあまり良くなく、そういう
    意味でこのS-modelのものが貴重だからだ。

    なお、1/76で以前、日東からウイリスMBにセットされてこの37ミリ砲も
    発売されていた(その後フジミから何度か再販されたが現在は実質的に
    絶版)が、これは意外と割りに良い出来で、1/72のハセガワで目立った
    欠点であった移動用車輪の小ささや防楯の形状など、完全とは言えないが
    ハセガワよりはかなり良い出来であった。
    価格面でS-modelよりはかなり安いので、フジミには再販をお願いしたい所
    である。

    他にミニスケでは確かロコから1/87で発売されていたと思うのだが、これは
    所有していないのではっきりとは言えないが、記憶ではやはりかなり良い出来
    だったと思う。

    (続く)
     
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      ウイリスMB/フォードGPW (17)

      さて、ウイリスMB/フォードGPWの第17回。
      引き続きS-modelのウイリスMBの紹介をメインに…と言っても弄りつつなので
      紹介というより製作記にだんだんなってきているような気もするが…。

      willys72Smodel04

      今回の写真はA1、A2、A17部品を仮接着し、(14)で書いたようにショック
      アブソーバーが付いていなかったので、前輪に付くもののみプラ棒と
      ランナーでそれらしく作って付けた所である。

      この画像だけでは画的にもつまらないので、かなり完成に近づいている
      エアフ/エレールの方の進捗具合の写真を出してみたい。

      willys72airhelle06

      上写真がそれであるが、ギロチンワイヤーカッターとその支持棒をプラ板と
      伸ばしランナーから自作して付けた所が以前の回のとの大きな相違点だ。
      その他、ドライバーをキット付属のものの足腰にプラ板でスペーサーを
      入れて一回り大きくして載せた。削りが不十分で妙に首を竦めたような
      ポーズになってしまったのは今後の反省点である。

      また、フロントウインドウ裏面側面部の、ウインドウ位置調整支持架(?)を
      やはりプラ板と伸ばしランナーから自作して付けた。キットでは一応、
      それらしいモールドがされているが単なる平面一枚板状態であった。

      更に、フロントウインドウのワイパーを伸ばしランナーを利用して自作したり
      した上、フロントウインドウ上部の、シート止めボタン(?)をエポパテを
      ツマ楊枝の先でチョイチョイと載せるというやり方で再現してみた。
      まあ現状のままでは「不揃いのリベット頭たち」状態なので硬化したら
      また削るなりして調整してみる。

      他、BOライトカバーを0.1ミリプラ板を曲げて取り付けた。

      なお、このシート止めボタン、ミニスケではS-modelのキットのみ、再現
      してあり(位置は若干おかしいが)、好感が持てる。

      (続く)
       
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