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町田七音さん プチ作品展

最近、機会があってある市民会館のような施設の小ギャラリーで開催されて
いた「町田 七音(まちだ なおと)」さんのプチ作品展を見てきた。
(この作品展は今日で終了なので作品展の宣伝になってないですが…。)

この町田七音さんの作品を当ブログの「模型(その他)」というカテ
ゴリーで紹介させて頂くのはご本人に対して失礼かな、という気も
少々したが、私は個人的に「模型」とは、アートに属する人形や
立体造形物にも少し引っかかっている、と思っているのと、撮影が自由で
SNSへの写真投稿もOKという事もあって(SNS投稿がOKならこういう通常の
ブログへの投稿もOKと思って)、このカテゴリーで紹介させて頂く事とした。

この作品展では、「普段生活する中で目にするような、どこかで見たことが
ある人達」をモチーフに、彼が石粉粘土で作った人形作品が展示されていた。

そのうちの一体がこれ↓。
machidaFigure01
machidaFigure02

特にこの若い男性とか、若い女性の人形の顔だちを見ると、少々アニメや
コミックのキャラっぽいと感じる。もちろん、アニメやコミックのキャラと
言っても色々なパターンのがあるのだが、例えば「デスノート」、「バクマン」
というコミックの画の方の作者で「小畑健」さんという方がいらっしゃるが、
その方のエッセンスがちょっと入っているかな、ぽい感じではある。
彼の画の影響があったかどうかでなく、「ただリアルなのでなく、何となく
現代的っぽい」感じがするのだ。

machidaFigure03
 

町田さんはホームページを持っておられるので、そこを見ると3Dだけでなく
2D、ようするに平面のイラストレーターさんでもある事も分かる。
町田さんのHP↓
http://nanairomachi.web.fc2.com/

そこで彼の画を見ると、人形のキャラとデザインが似ている事が分かる。彼の
イラストも、非常に現代的だ。

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1/72 ベッドフォードMWD (12)

そういえば、エアフのベッドフォードMWDの連載が、完成一歩手前くらいの
状態のまま一ヶ月くらい放置状態になっている事を思い出した。

実は少し前にもう完成していたのだがうっかり忘れていたのでここで
「完成」というステータスにする事にする。

bedfordMwd13

前の画像と変わった所と言えば、左ドアに車両番号のデカールを貼ったり、
荷台の左側面にスミ入れやヨゴシ仕上げを施したくらい。

bedfordMwd14

改めて写真に撮ると、多少ホコリが付いてしまっている所はともかくと
しても、指で触りまくった為にパステルのヨゴシ塗装が剥げてしまったり
その下の基本塗装も微細に剥げてしまったりしている所が見つかったりして
いる他、車両番号の部分の、「Z」の部分が元のデカールの「S」を裏返して
リタッチしたが、やや汚くなっていたり、「4」の部分もうっかりマーク
フィッターとか使うのが面倒でGSIクレオスシンナーで密着しようとして
一部溶けてしまい、リタッチしてやや汚くなってしまっているが、
それを修正してから完成に、とか言っていると延々と完成にならないので
これで一応、完成とします。

bedfordMwd15

写真は、カメラを左斜め上から右方向にぐる〜っと回すような感じで撮ってみた。
途中、一応ドアが開状態にも出来るとか前輪のステアリングを切った状態にも
出来ますよ、という事を示す写真も入れてみた。




ウイリスMB/フォードGPW (4)

さて今まで、3回に渡ってウイリスMBとフォードGPWの差異と、1/72のエア
フィックスの英空挺部隊ジープのキットに関して記述してきた。

この流れで行くと1/72のエアフィックスのキットの製作記になりそうな
ものだが、そうは行かなかったりする。

ミニスケのウイリスMBジープのプラキットもプラモデル創世記から色々な
メーカーから発売されている。なので私も未完成のお手つき品が結構
あるのだ。

で、まずそれらを消化してゆこうと思っているのである。

willys76EarlyNitto_01

willys76EarlyNitto_02

という訳で、上写真(1)と(2)のキットは何かというと、日東(現在はフジミ
から発売)の1/76のウイリスMBを初期型のスラットグリル装着タイプに
改造している所なのである。

ウイリスMBの初期型の魅力は何と言ってもこの正面から見た時に特徴的な
スラットグリル!! 何と言ってもこの車の「顔」ですもんね。

そもそもスラットグリルはその名の通り、縦に細い格子が沢山並ぶ事になって、
プラモデルでもキット化が難しいと思われたのか、今までキットではファイン
モールドが数年前に1/20でキット化しただけだった。
しかもそれは元々はミツワ模型が通常のMBとしてリリースしていたものに
スラットグリルなどの部品を追加して再リリースしたものだ。

と言っても技術的に不可能な訳ではなく、有名なものにマックス模型の
ディフォルメジープ(ほぼ1/48くらいの大きさ)のフォードGPがあった。
ウイリスMBのスラットグリルとは微妙に違うが全体形と、繊細さでは
似たような感じのものだ。
ただ、それは1/48クラスなので何とかなったので、これを1/72くらいで
キット化しようというのは恐らくプラ素材の注型の関係でほぼ無理と
思われる上にやはり通常のグリルタイプよりマイナーなので、キット化
されてこなかったと思うのだ。

で、これを作るには自分でこのスラットグリルを再現するしかないと思い、
そうしてみたのだ。

こうして出来た写真を実車写真と見比べてみてみると、使ったプラ板が
厚すぎとか、ヘッドライト周りの複雑な感じが省略されているとか
色々不十分な点はあるが、我ながら良くやったと思う。

使用したプラ板の厚みは0.25ミリのエバーグリーンのもので、スケール的には
もう少し薄手のものの方が繊細な感じが出るのは分かっていたのだが、
強度の問題と、全体のバランス(元の日東のキットじたいがあまり繊細と
言えない)の問題があったのでこれを使用する事にしたのだ。

なお、ヘッドライトには100円ショップで購入したスマホデコレーション用の
飾りを使用し、その下の補助灯は伸ばしランナーの輪切りを使用して
いる。

(続く)
 
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