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2015年を振り返って

さて今年も今日で終わりである(…っていうか、残り数時間ですが)。

私は今年の3月にこのブログを立ち上げ、何とか週に一回は新しい記事を
書こうと努力してきた。振り返ってみるとごく僅かに空いた週がある
ものの、大体それは守られてきたようで、我ながら色んな意味でよく
やってきたと思う。

基本的にモケイ趣味に関して、特にここ数年で一番集中してやっている
「ミニスケールAFV」に関して書いてきたのだが、もともとあまり生真面目な
人間でないせいか、いわゆる製作記に関して、最初からあまり細かくやる気は
なかったという…。もっと言ってしまうと、模型の製作記って結構、苦手に
感じてしまっているのだ…。

この理由は色々あるが、実はまず、写真撮影に苦手感を感じるのである。
ホームページをかなり以前から持っているので、デジカメ撮影はそうとう
経験が長いのに、と思われるかもしれないが、デジカメは年々機能が変わり、
2、3年に一回はデジカメを買い換える有様。で、実は8年くらい前に買った
デジカメが、最短焦点距離が1センチと、ミニスケAFVカメラに非常に向いて
いたのだが、これを何と数年前に紛失してしまい、その後購入したデジカメが
10センチは離れないと焦点が合わないカメラだったのであった。

ミニスケ撮影で、最近で10センチというのは結構キツい。色々細かく作っても
これが拾いきれないのである。
所が偶然、昨年購入した中古のスマホに付属しているカメラが5センチくらい
近くても焦点が合うので、現在はこれをほぼ使用して撮影しているのであった。

もちろんミニスケ模型の撮影をちゃんとやろうとするとこれだけでなく、
背景は白か薄い色の紙にして水平と垂直の交差する部分は曲げて直線を
出さないようにするのが基本、みたいな感じで色々あるのだが、それを
きちんとやっていると非常に大変なので、ほぼデフォルトで机の上に
敷いてあるタミヤのカッティングマットを置いているのであった。

これを地面代わりと背景にすると、撮影対象物体の寸法も、カメラの
パースも分かり易く、薄い緑に白い線というのも露出的にちょうど良くて、
もう殆ど地面と背景はこればっかり、という状態になってしまった。

また、模型だけでなく、映画やドラマ、コミックなども好きなのでそれに
関して書こうと思ったが、まず映画は最初に宮崎駿の「風立ちぬ」という
難物を持ってきたせいもあって現在も中断のままになってしまった。

これが中断になっている主理由は、実は書き出した後に「映画芸術」誌の
「風立ちぬ」特集を改めて読み返してみたら、自分の書きたかった事と
ほぼ同じ事があちこちに書いてあった事に改めて気が付き、モチベーションが
すっかり下がってしまった事であった。

しかし、ブログというのはそもそも自分が書いていて一番楽しいものが
長く続けるコツだと思う。とするとやっぱり模型に関して書くのが
一番楽しいのであった。
それも、製作記ではなく、既成のキット、つまりある程度メーカーが
作ったものにあれこれツッコミを入れるという、これが一番楽なので
あった…。

な訳で、続くのまま延々終わっていない記事も沢山ある結果になって
しまっているのですが、このブログを読まれていらっしゃる方には
大変申し訳ないのですが、自分の書きたい事を自分勝手にただ、
書いているだけのブログで、「続く」になっているものがいつ終わるか、
それとも延々終わらないのか、自分でも良く分からなくて恐縮ですが、
今後とも宜しくお願い致したいと思う所であります。
とにかく、このブログを読んで下さった皆々様にはただただ感謝感謝で
ございますm()m…。

てな訳で、来年も宜しくお願いいたしますm()m。

(2015年 終わり)
 
JUGEMテーマ:ご挨拶
 




フォードGPA (1)

今回は先日の東京AFVの会に私が持って行った3作品の中で、今までこの
ブログで未発表だったフォードGPA(アカデミー1/72)をご紹介。
(他の2作はオースチンK6とベッドフォードMWD)

fordGpa72d01

さてこの最初の画像のように、フォードGPAはジオラマ仕立てで
持って行った。本当はジオラマ部門で出したかったが、1時間位遅れて
着いたせいかジオラマ部門の机も一杯のうえ「物凄い出来の作品群」で
満ちていたので気後れして、まだ若干スペースのあった単品部門と
して他の2つと共に展示した。

この作品、実際の所、細かく言うとまだ未完成である。「SPLASH!」
というタイトルにしたかったがタイトルプレートが間に合わなかったり、
GPAも細部の作り込みがまだである。しかし私が珍しくジオラマを
作ったので持って行った。
このブログで未発表だったのは製作途中を撮影するのも面倒だった
ため。

まあ今後は時々記事にしていこうと思う。

fordGpa72d02

所で、このジオラマを初めて見た人は「フォードGPAがこんなに水面から
ジャンプするなんてありえないのでは」と思われたかもしれない。

このジオラマは設定としては「もしフォードGPAのスクリュー部分に
ハイドロジェット(ウォータージェット)を付けて池で噴射したら」と
いうSF的設定、もしくは「浅い池の底に岩場があって全速力でそこに
乗り上げてジャンプしたら」という、現実にはまずない設定で作ったものである。

やってみたかったのは、水の透明感と噴射、水しぶき感。
最初は透明粘土を使って何とかならないかと思ったのだが、安い方
(定価で税別1400円のほう)を使ったせいか透明感も水しぶきの
形状成形もイマイチかイマニくらいにしかならなかったので、
透明粘土の塊は噴射破裂の芯として使うに止め、周りをセメダインG
クリアー、透明(伸ばし)ランナー、半透明のバスボンドQ(バスコークの
ようなもの)等で囲った。

また、上記のものだけではGPA本体を固定できなかった為、本体の下に
透明プラ板でゴマカシのサポートを付けた。

fordGpa72d03

なお、池の底には鉄道模型用の芝生を、水そのものはやはり鉄道模型用の
モデリングウォーター(透明シリコン)を使った。

改めて見ると、池の水と水しぶきの透明感は出たと思うが、水しぶきの
部分の透明ランナーがいかにも透明ランナーだな、といった感じが
少々残った。
水しぶきはやはり透明レジンで作った方が良かったかな?という感じだ。

その辺はもうどうしようもないので今後はフォードGPAのみもう少し
修正してゆこうと思う。

fordGpa72d04

なお、このサイズにしたのは、100円ショップで売っている直方体タイプの
ショーケースの透明箱の大きさに合わせるため、である。

(続く)
 
JUGEMテーマ:プラモデル








 




「東京AFVの会 2015」レポート (2)

今回は出品されたミニスケール(1/72〜87)作品のご紹介。

まずはMIKIさんの作品。
afvmeet01

タイトルは失念しましたが、全て1/72で、ここ1年の作品。上の方の
対空戦車はドラゴンのやMACO社のと思われる。下の方に一部、EXO社の
完成品が混じっているが、それらにも手が加えられている。ガレージ
キット部門に出品されていたので多分レジンキットもあると思われ
ますがどれなのかちょっと不明でした。
鉤十字形に置かれているのが展示ポイント。
どれも見事に工作、仕上げをされている。一つ一つの解説がないので
どれにどう…というのがちょっと分からないのが残念でした。

次はムラさんの作品。
afvmeet2015_02

「ミサイルその他」と題されてましたが、ごらんの通り凄い数。
これでも一部で、この1.5倍くらいの数が出されてました。
これはここ1年の新作という訳ではなく、何年もかかっているそう
ですが、それにしても凄いです。
ただ数だけでなく、スクラッチ、ガレージキット、キットの改造品
ばかりのようで労力も凄かったと思われます。
これも一つ一つの解説が無かったのでどれがどうというのは
作者さんに尋ねるか、想像するしかないです。もっとも一つ一つに
解説があっても一日では読みきれなかったでしょうが…。
個人的には真ん中の米軍のクレーン車に心惹かれます。製作記事を
書いて欲しいくらいですね…。
(一部作者のムラさんにお話を聞く事が出来ましたが、これの事を
聞くのを忘れてました…。)

次はcommand-kさんの作品。
afvmeet2015_03

ご覧の通りの一次戦のジオラマです。素晴らしい出来です。
この作品についてはcommand-kさんの掲示板に詳しいので割愛させて
頂きます。

他、どなたかが昔のサンワ(?)の1/87のM44が出されてましたが
未完成(塗装前)のようでしたので写真は撮りませんでした。

その他のミニスケール(1/72〜87)作品は私の今年完成した3作品だけ
でした。
全体としてミニスケール(1/72〜87)作品を出された方は少なかった
ですが、上記MIKIさんとムラさんが非常に多く出されていたので
数は多く感じました。

他、1/48や1/35、それ以上のスケールの作品で私の琴線に触れたもの
も多かったですが、いちいち書いていると大変なので割愛させて頂きます…。

(おわり)
 
JUGEMテーマ:プラモデル

 






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