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1/76マチルダII Mk.I (25)

マチルダII Mk.Iの第25回。
今回も車長フィギュアの製作の続き。
とりあえず基本塗装をして載せてみた。

 

1-76matildaIImkI50

これがその写真だが、左手が単なるモコモコになってしまっていたのが分か
ったので修正する予定だ。

その他、服の部分の陰影の塗り分けをまだしていないので、それもする
つもり。

 

今回はこれだけでは何なので、車両を載せる飾り台について考えてみた。

 

この1/76のマチルダ、大きさがほぼWAVEのTケース、SSにピッタリ入りそう
なのでそれを使おうと思うが、ただの黒い台ではつまらないので石畳を描く
事にした。

 

1-76matildaIImkI51

これがとりあえずマスキングして真ん中のあたりにサフェーサーを塗り、
石畳の線をケガいてみた所の写真である。

 

石畳は鉄道模型用の市販のシートが形状としては良いのは分かっているが、
今回はマチルダの高さが透明ケースの高さギリギリなので、高さをなるだけ
付けないで作りたかったのでこの台に直接書く事にしたのだ。

 

ちょっと1/76としては石畳の一つ当たりの大きさが大きかったかもしれない
が、真ん中に車両を置くとあまり分からないのでこれで誤魔化す事にした。

もちろん、これで終いでなく、エポパテを少しなすりつけたりしてザラ目に
して、グレーで塗装するつもりだ。

 

(続く)

 

JUGEMテーマ:プラモデル





シトロエン・トラクシオンアバンシリーズ (4)

この間、実家に帰ってある模型を探して押入れを探っていたら、トラクシオン
アバンのあるミニカーが見つかったので、今回はそれを紹介してみよう。

それはブラーゴの1/24のシトロエン・トラクシオンアバン15cv(six)という、
結構な大物だった。

 

私はこれは以前フリーマーケットで売ってしまったような気がしていたので
この連載の最初で所有ミニカーを書いた時も書かなかったのである。

 

私がこのキットを購入したのはもう20年以上前だったと思うが、何で購入
したかというと、形状が結構正確そうだったし、前ドアも開閉可能、エンジン
カバーも開閉可能でエンジンも一応再現というものだった上、特売があって
2000円以下位の価格で購入できたから、というものだった。

 

もちろんこのアイテムに興味があり、小スケールのこれのプラモを作る際の
参考になるだろうと思ったからだ。

 

buraCitroen15cv01

このミニカー(ダイカストモデル)、現在でも一応入手可能なようだが、日本
では車体色が黒と赤のツートンカラーのようだ。
なのでこの全体黒のバージョンはちょっとレアかもしれないが、何せ安売りの
だったせいか、最初から傷が結構あった。なので価値は低いと思われる。

 

最初の写真は全体形。私は普段、小さめのものばかり扱っているせいか、
この、全長が約20センチのミニカーは、大変な大物に感じる。

 

buraCitroen15cv02

2枚目の写真は右舷のエンジンカバーを開けた所。
エンジン部品が銀メッキされているのが分かる。まあシビアにみた場合、
パイピング等、細部がほとんど省略されているが、雰囲気は出ている。

 

3枚目の写真は箱に入れて上から見た所。
下に発砲スチロールの台があり、これと本体を下から1本のネジで固定する
ようになっていた。ただ、タイヤに使われているポリスチレンぽい部品と
発砲スチロールの相性が悪いらしく、何年もこのままにしていると発泡
スチロールの方が少し溶けてタイヤが埋もれる形になる。本体部品は溶けて
いないのは幸いだが。

 

現在、発売されているバージョンはプラスチック製の台も付属しているようで
この辺は改善されているようだ。

buraCitroen15cv03

 

それ以外の部分を考証してみると、全体形は15のややペッタリした感じは出て
いる。また、「1938年型」としているだけあって、後部トランクが突出して
いない点はちゃんとしてるし、エンジンカバー側面の彫刻がルーバー状に
なっているのは15の特徴のようだ。

 

ただ、前部と後部のバンパーが直線状なのは少々疑問だし、今回の写真では
分からないが、タイヤの厚みが相当に厚い。


以前、タミヤの11CVのキットのタイヤ厚が厚すぎでは、等、このブログを読ま
れた方と話題になったが、それより更にバランス的に厚い感じなのだ。
ざっくり図って1センチ近くになったが、これを24倍すると約240ミリで、もの
凄い事になる。

 

色々写真を当たったが、戦後のレストア車でもここまで厚いものは見当たら
なかった。


ちょっと考えてみたのだが、このミニカー、重量がけっこうある。それをやや
柔らかめのポリスチレンのような材質のタイヤで支える為に厚くしたのかな?
…という感じだ。

 

しかしこのタイヤ、側面にはちゃんと「CONTINENTAL」という刻印がある。
…本当にこのメーカーのタイヤを使ったのかどうか…。

 

まあ、ミニカーだし、あまりうるさい事を言わずにこのまま楽しんだ方が
良さそうだ。


考証的には、同じ1/24だと多分、エレールのプラモの方が出来が良いので
しょう。

 

(続く)
 





1/76マチルダII Mk.I (24)

マチルダII Mk.Iの第24回。
今回は車長フィギュアの製作の続き。

 

1-76matildaIImkI48

腕にエポパテを盛って、形にしてゆく。
今回は手も割と単純な形で、胴とくっついているので同じようにエポパテで
作成した。

硬化前のエポパテが手に付くとカブれるので、爪楊枝で慎重に付ける。

 

で、仮にキューポラの中に入れてみた。何もないと「ワカチコ」ポーズか
「ラララライ体操」ポーズ(←これも古いね)みたいだが、キューポラに
入れるとしっくりくる。
1-76matildaIImkI49

 

現状では皺の感じとか、頭のベレー帽の感じとかも荒いので、これからまた
パテやサーフェサーを盛ったり削ったりして調整してゆくつもりだ。

 

(続く)

 

JUGEMテーマ:プラモデル







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