calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

categories

archives

ラットパトロールジープ (19)

今回も前回の続きで、トロイ軍曹のカウボーイハットの製作です。
どう作るか色々考えましたが、結局どう作ろうがパテのお世話にはなる
だろうと思い、もう最初からエポパテを盛って作る方法を取りました。

 

ratPatJeep37

取りあえず盛った写真が上のものですが、やはりというかこの状態では
庇の部分が狭すぎの厚すぎでカウボーイハットどころかアイスクリーム
コーンをひっくり返して頭に被せて尻尾をちぎったような感じになって
ます(光量不足で写真の画質が悪くて申し訳ないです。)。

 

ここから薄く削り、また幅の分の盛り足し、を繰り返す事になると思い
ます。

 

(続く)

 

JUGEMテーマ:プラモデル





ラットパトロールジープ (18)

久々にラットパトロールジープの更新です。


前回まで、ヒッチコック二等兵の工作と塗装をやってきましたが、ある程度
出来ましたのでいよいよラッパトの主人公のトロイ軍曹(クリストファー・
ジョージ)の工作に移ります。

 

まずいつものように胴体真ん中をエポパテで大体の形を作り、針金で腕と足
の芯を形作って、ピンバイスで穴を開けて接着します。

 

このトロイ軍曹で少々難しいのは、車体後部に立って、中央の機関銃の握り
部を両手とも握っている、という、車体の三次元的に立った部分と人形の
手という端の部分を三次元的に合わせる形で自作しなくてはならない所
です。

 

ratPatJeep35

で、最初の写真は針金の先を機関銃の握り部の所に合わせて、腕や足の太腿
の部分をエポパテで盛った所です。

 

まだ頭部をつけていない状態です。
頭部は、ヒッチコック二等兵にも使ったプライザーの72510番の余っている
ヘッドパーツの中から、比較的クリストファー・ジョージに似ているものを
選びます。

 

ratPatJeep36

で、二番目の写真がその頭部を付けて、手の部分もエポパテを盛った所
です。

 

実際にプラキットの握り部品を握らせた後で他の部分も整形するのは難しい
ので、棒の部分は切りとってしまい、手を握った形に整形します。
写真ではまだあまり削っておらず、ドラえもんの手のような状態です。
機関銃の握り部のパーツは棒を切ったら上の部分を紛失してしまいました
ので、プラ板を切って自作してます。ちょっと大きくなってしまいまし
たが、手が握った感じにできれば気にならないと思います。

 

劇中のトロイ軍曹の大きな特徴に、カウボーイハットを被っている、という
のがあります。しかしカウボーイハットを被った人形の頭部品は見つからな
かったので、頭の髪のある状態の人形を使ってます。この後プラ板等で
カウボーイハットを作る予定ですが、意外と難しそうです。
さて、どう作るか…。

 

(続く)

 

JUGEMテーマ:プラモデル





ミッキーマウス映画「Plane Crazy」

先日、初期のミッキーマウス映画の「蒸気船ウィリー」について書かせて
頂きましたが、その流れで今回は公開前を含めれば初めてミッキーマウスが
登場したと言われるディズニーの初期アニメ映画「Plane Crazy」を含めて、
初期ミッキーマウスについて書かせて頂きたいと思います。

 

これもディズニーが正式にYoutubeに上げているようです▼。

 

そして、製作順では2番目になる「The Gallopin' Gaucho」。
ディズニーご本家ではありませんが、アメリカの専門チャンネルみたいな
所?が上げてます▼。一応ディズニーに許可済みのものと判断します。

 

「Plane Crazy」から「蒸気船ウィリー」までの3作を見比べてみると、
ミッキーマウスの顔のキャラクターデザインが段々、微妙に変わっていって
いる事に気が付きます。(靴は「The Gallopin' Gaucho」から履きました)

 

「Plane Crazy」のミッキー▼。模写byコウ中村
(ミッキーの版権、肖像権はディズニーにありますが、研究用の模写なので
OKだと思います。)

mickey0101

 

しかし、「The Gallopin' Gaucho」の中間くらいから、あるべき白目の下の
方と、口の膨らみ部分との境の線が無くなってゆきます。
「蒸気船ウィリー」では、ほぼ全部コレ。

 

「The Gallopin' Gaucho」の途中からのミッキー▼。模写byコウ中村

mickey0201

…で、これらは白黒なので白目の部分であろうが顔の表面の部分であろうが
「白」という分けになるのでセルに色塗りする人にも問題ないですが、これ
がカラーになってくると問題になりそうです。

 

尤も、動画サイトに上がっている映像を見ると、最初のうちはカラーに
なってもミッキーの目の下、口のまわりの部分は白で塗られていたように
見えます。ただ、これらの映像は最初白黒だったものを後年、着色した
可能性もあって、オリジナルでそういうのがあったかどうかはっきりし
ません。

 

しかし、公開年が後になるほど、目の下と口の周りが肌色のような色に
なっているものが多いようです。そうなると、黒目以外は目にみえず、
妙に違和感を感じます。その後ミッキーの目は小さな白目に更に小さな黒目
が付く、といった形になりました。有名な長編「ファンタジア」に登場する
ミッキーのデザインはこれで、その後ずっと続いてます。

 

ミッキーの顔のデザインはこの色付きになるような所から「白目が小さく
なった」と言われてきたようですが、確かに第一作からは白目は小さくなり
ましたが、第二作の途中から白目が無くなっているとも取れて、そうすると
逆に白目が小さいながら、出来た、という事になります。

 

しかし、作画のアブ・アイワークスはどうして同じ作品の途中からデザイン
を変えたのか…。作品を観ていると線が無くなってからの方が動きも軽快に
なっているようにも見えますが、気のせいか…。

 

なお、初期(の2番目の)デザインのミッキーが好きというファンも結構以前か
ら多かったらしく、ミッキーの一部のグッズ等、一部で使われてきたよう
です。現在例えばtwitterのディズニー公式のアイコンはこれですし、ネット
で配信されている「ミッキー&フレンズ」のサイトの短編アニメは旧デザイ
ンが元になっているようです。
「ミッキー&フレンズ」公式▼。

http://www.disney.co.jp/fc/mickey-friends.html

 

…ん?「フレンズ」?最近流行している日本のTVアニメのタイトルが似てる
ような…ひょっとしてコレの影響?…まさかね^^;。

 

ただ、現在の旧デザインは黒目の真ん中に鋭角三角の切れ目(多分、光の反射
を表現)があります。これはオリジナルでいつからあるのか…。

 

この探求はまたの機会にしたいと思います。
他に、ガーランドの師団マークやガルガニコ中尉の個人マークなど、ドイツ
空軍の使ったミッキーマウスのマーク、オリジナルと比べて妙に違います。
しかも違い方にクセがあって、全体的に目が小さいです。
これは何故なのか。以前は、ミッキーマウスにはバチもんのフィルムも出回
った、とか聞いたのでそっちを参考にしたからかな?と思っていたのです
が、そもそもヒットラーまで好んだミッキー、かれらがバチもんミッキーの
フィルムを観ていたとも思えません。また、画の参考にするならポスター
等になると思うのですが、それが変わったデザインというのも不思議です。

 

このように初期ミッキーの探求点はまだまだ色々あるのでした。。。

 

まあその辺はともかく「Plane Crazy」のかなり変わった単葉機も模型化
してみたいと思うのであった…。もちろん初期ミッキーのフィギュアととも
に…。

 

ではでは。
(続く?)

 

JUGEMテーマ:漫画/アニメ







| 1/3PAGES | >>